肌作りはまず食事の見直しから~乳幼児のアトピー~

*赤ちゃんのアトピー*

赤ちゃんのアトピーで真っ先に考えなくてはいけないことは、胃腸のトラブルです。赤ちゃんはまだまだ体が未発達な成長段階です。赤ちゃんが食べ物ですぐアレルギーを起こしたり、すぐ下痢をしたりするのでも分る通り、消化器系も成長段階にあります。なので、卵や牛乳、大豆などのタンパク質などをうまく消化・処理できずにいると、それらを体が異物としてとらえてしまい、それを排除しようとする働きにスイッチが入ってしまうことがあります。それが『アレルギー反応』であり、その反応が皮膚に出るとアトピー性皮膚炎となります。

*子供のアトピー*

子供は皮脂も少なく胃腸も弱いので、もともと肌が弱いです。成長すれば自然に治るともよく言われていますが、一概にそうとは言い切れません。子供は外用の軟膏やスキンケアだけでは効果がでにくいです。子供の胃腸はまだ未発達で、不要物をしっかり処理できません。大人でも同じことが言えますが、子供のアトピーはとにかく食養生が大切です。
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*アトピー対策 *

赤ちゃんや子供さんのアトピー対策は、まだ未発達の消化器の働きをよくして、消化吸収を助けることが第一歩となります。赤ちゃんや子供さんのアトピーでは、大人よりもさらに食養生が重要です。

食事は野菜中心の和食として、ケーキ、チョコは特別の日だけにしましょう。卵、ヨーグルト、牛乳の飲みすぎはやめた方が懸命です。多くても牛乳1日150ccまでを目安にしましょう。

子供に漢方は飲ませずらいですが、熱をとるものをベースに、消化能力をあげるものを混ぜて使います。

母乳をあげているときは、お母さんの食生活を改善することもとても大切です。赤ちゃんは自分で食べるものを選べないので、できるだけ脂もの、甘いもの、辛いものを避けて、火を通した葉野菜がたっぷりの食事をしてください。パンやパスタ、ヨーグルトにコーヒー、紅茶、清涼飲料水、添加物の多い加工食品、ファーストフードなどは、肌の赤みと炎症を悪化せることがあるので、極力避けたほうが良いと考えられます。タバコとお酒は勿論控えめにしてくださいね。

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*中医学的赤ちゃんのアトピー対策*

漢方は消化を助けるものをメインに、赤みをとるものを少量加えます。1歳未満は意外と苦いお薬も飲んでくれますが、なかなか飲んでくれない場合は、少しお水で練って、口の内側にぬりつけ、すぐにおっぱいを飲ませるなどして飲ませます。それでも飲めない場合は、お母さんが飲むことで母乳を通して赤ちゃんにその成分を間接的に飲ませる方法もあります。2、3歳ならはちみつやジャムなどに混ぜれば食べてくれます。どの漢方が良いかは個々の症状の出方によって違いますので、相談ください。

もう一点大切なのは、これも大人の場合と同じですが、今使っているボディーシャンプーやシャンプー、入浴剤などを見直してみることです。オーガニックのものや無添加のものなど、とにかく低刺激のものを選んでください。当店には、漢方処方に乗っ取りお肌によいソープがあるので、これもおすすめです。

入浴はあまり熱いお湯や長風呂は皮脂を流してしまうため避けましょう。皮脂は最高の美容液ですよ。流してしまっては勿体無いです。湯船に浸かるのは最高でも15分程度にしておきましょう。お風呂あがりには化粧水や乳液、クリームなどですぐ保湿することもお忘れなく。

軟膏やクリームなども、漢方理論をもとにできたものを中心に使用するのがおすすめです。症状があまりにひどい時は、ステロイドや抗ヒスタミン剤など西洋医学の対策も必要です。しかし、漢方をうまく取り入れることで、ステロイドも少なくすみますし、早くやめることもできるでしょう。ローションやクリームなど肌の表面を守るものは、たっぷりと使うことが大切です。ひどい時期には1日4,5回、贅沢につかいましょう。

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*アトピーと妊娠*

妊娠とアトピーの関係は、正直なかなか手ごわいというのが印象です。というのも、アトピーを持ってる人は、熱が体にこもっているため、 生理周期や、基礎体温が狂ってしまっているかたが多いようです。 さらに妊娠すると、赤ちゃんは「火の玉」と呼ばれるほど熱いので、大体悪化します。妊娠中は体温が上昇します。 ホルモンのバランス変化によりさらに熱も上がるため、ここでも悪化し易いという事です。 さらに出産後もエネルギーや体温を調節したり、肌を潤す「血」も大量に失う事になるので、その理由からも悪化し易いです。アトピーの方が妊娠を希望する場合は、体内のバランスを整え、しっかり潤いや血を造れる状態にすることが、妊娠への第一歩と言えそうです。
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*アトピーと美肌と食養生*

アトピーと美肌はかなり生活習慣に密着してると言えます。 なので、アトピーのご相談では、先ずは食事の中身を詳しく聞くところから始まります。

お肌にとって最大の敵は脂肪分と刺激物です。 脂肪分は体に粘着し、治りにくくします。刺激物は熱を上げ、悪化させます。甘いもの、揚げ物、辛いもの、肉、乳製品、卵、冷たすぎるものは大敵です。温めるエビが入ったエビフライカレーはアトピーの方に取って、残念ですが、最悪の食べ物ともいえます。

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綺麗な肌をつくるには、先ず、ご飯、野菜中心の食事を心がけてください。 これは外国の真似をしない食事をするということです。タンパク質は肌を作り出すのに重要な栄養素ですが、胃腸の負担となることでせっかくのタンパク質も肌のトラブルでは邪魔になってしまいます。肉、魚、牛乳、卵は時々にしておいてください。なぜなら動物性タンパク質は、量にもよりますが、消化するのに4~5時間ほどかかります。 その分消化器系に負担をかけ、弱らしてしまいます。弱ると汚い物を外に出す力も落ちてしまい、肌が荒れたり、また熱をもったりして、美肌から遠のいてしまいます。それに引き換え野菜の消化はだいたい1時間程度です。 納豆、豆腐などからタンパク質は取るように心がけてください。 美肌を心がけたい人は、黒豆、きくらげ、クコの実、棗(なつめ)などを定期的に摂ることをおすすめします。