暑くてジメジメした日におすすめ【緑豆となつめと白玉で薬膳ぜんざい】

マメ亜目科のササゲ属、ヤエナリの種子の事で小豆と同属なので別名青小豆とも呼ばれる、緑豆。あまり見たことがないと思いますが文字通り緑色の豆です。ちなみにグリーンピースとは違います。あっちはエンドウ豆です。

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食品としての緑豆

緑豆は高タンパクで、多くの必須アミノ酸を含んでいる健康食品です。さらにカロリーは低いので、ダイエット食材としても優秀です。勿論ほかの豆類と同じく食物繊維も多く含んでいるので、食物繊維を餌にする腸内の善玉菌を増やし、腸内フローラの改善にはとても役にたってくれます。あとはお肌のトラブルにも良いですね。ニキビや肌荒れにもご活用いただける食材です。

またカルシウムや鉄、カリウム、亜鉛などのミネラルが豊富で、葉酸も豊富です。妊娠中のお母さんにも是非食べて頂きたい食材ですね。

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緑豆の中医学的効能

緑豆には、清熱解毒、清暑利水といって、こもった熱を利尿作用により冷ます力があり、夏バテの解消にもってこいの食材です。香港やベトナムで人気がある理由もこの効能にあるのかもしれませんね。

【緑豆】
性味:涼性、甘
帰経:心、胃
効能:清熱解毒、清暑利水

緑豆を手に入れる

「良いのはわかったけど、見つからん!」ご尤もです。。大きなスーパーではもしかしたら中華食材のコーナーにあるかもしれません。乾物屋さんにもあると思います。一般的なスーパーではあまり見かけないのが現状ですね。やっぱりネットで買うのが手っ取り早いでしょうね。

緑豆が手に入ったら、まずよく洗い、水に浸しておきましょう。一晩ほどつけておけばより柔らかく食べられます。面倒くさいときは、そのまま煮てしまってもOKです。

ちなみに、乾燥した緑豆をそのまま少し煮込むと、緑豆の煎じ薬の完成です。こもった熱を冷まし、利尿し解毒してくれるので、むくみやニキビや肌荒れにも良い効果が期待できます。

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ムシムシ蒸し暑いこれからの季節にぴったりの薬膳デザートレシピ

【緑豆となつめと白玉で薬膳ぜんざい】
・緑豆50g
・なつめ5個
・白玉粉50g
・砂糖大匙3~
・水コップ3.5~4杯

まず水を鍋にいれ、そこにナツメと緑豆を入れて火にかけます。水で一晩戻したものなら20分~30分煮ます。硬いままを煮るなら柔らかくなるまで40分ぐらいかかるかもしれません。火が通ったら砂糖をお好みの量足してください。

緑豆とナツメを煮てる間に、白玉団子を作ります。白玉粉をぬるま湯で練ります。耳たぶぐらいの硬さが目安です。別鍋にお湯を沸かし白玉粉を茹でて団子を作ります。

そうして出来上がった白玉団子を、煮た緑豆とナツメにくわえたら出来上がりです。量は結構適当です。これをベースに好みの味にしてください。

・緑豆:涼性で利尿作用をもち、余分な水分と熱をを排出する。
・ナツメ:温性で胃腸を整えて元気をつけて、血を作る。
・白玉粉は米粉。平性で、胃腸を丈夫にして、ストレスや渇きを癒し、下痢を止める。

この薬膳ぜんざいは、おいしいのに余分な熱を冷まし、浮腫みを取りさり、胃腸を整えて、潤いと血を補い、元気にしてくれるという、夏バテや梅雨時期の健康維持におすすめしたいデザートです。冷ましてもおいしいですね。

photo by 荒川 志緒 @mine_kanpo
↑写真は早速作ってくれたイスクラ日本橋店の荒川 志緒さんに頂きました。Twitterアカウントは⇒@mine_kanpo

緑豆と聞いて、もやしや春雨を思い浮かべた方は中々食材通ですね。日本ではもやしや春雨と、あまり目立たない活躍の食材ですが、香港やベトナムでは、このレシピのように、緑豆を甘く煮て、デザートにして食べるのが人気です。もしかしたらこれは、そのうち日本でも流行るかもしれませんね。