香りだけじゃない。話題の「パクチー」の効果がすごい

香菜(シャンツァイ)、コリアンダー、チャイニーズパセリ、カメムシソウ、これらすべて「パクチー」を指す名前です。コリアンダーは厳密には、パクチーの種を乾燥させたもの、もしくはその粉末を指します。

香りが強いので、好き嫌いは結構はっきり分かれると思いますが、慣れてくるとそれがやがて癖になるパクチー。最近ではメディアや雑誌でも取り上げられる機会が増え、少し流行の兆しも見られますね。

香りが強く、葉や未熟な種の香りがカメムシのようだということで、「カメムシ草」なんて不名誉な名前で呼ばれてしまうこともあるパクチーですが、実はビタミンもミネラルも豊富で栄養価が高く、ストレスの発散や美容、胃腸のトラブルにも良いとなれば、一度試してみたくなりませんか??

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薬膳から見たパクチー

パクチーは、温性で辛味の性質を持っているので、肺を養い、発汗解熱作用を持ち、気・血のめぐりを良くします。肺、胃に入り、消化を促し、ストレスなどで滞った気の巡りを良くしてくれるので、気分が鬱鬱しがちなときや、お腹の張ってガスやげっぷが多いときなどにはおすすめです。また、発汗作用を持ち、蕁麻疹などで、なかなか発疹しない状態に発疹を促して追い出す力も持っています。

パクチーは温性で気を昇らせるので、高血圧や熱がこもっている方は控えめにしましょう。アトピー性皮膚炎や乾癬などで、皮膚が赤く、または乾燥でガサガサになっているときも避けたほうがよいでしょう。また、エネルギーや「血」の不足で胃腸が弱っている場合や、目や口が乾いたり、微熱や寝汗、便がコロコロとして硬いなどの潤い不足の症状がみられる方にも向いていません。

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美容に浮腫み対策に、病気の予防に パクチーの効果

タイ料理や、最近市民権を得てきた、私が愛してやまないメキシコ料理にはこの香草が欠かせません。

パクチーはなんといってもビタミンが豊富です。疲労回復を助けるビタミンB1、肌や粘膜の健康維持に役立つビタミンB2、お肌に必要なコラーゲンの生成を助けて、美白を保つビタミンC、体の酸化を防ぐ抗酸化ビタミン、ビタミンE、そして大量と言っても過言ではないβカロチンを含んでいます。

βカロチンは体内でビタミンAに変化し、強い抗酸化力とともに、皮膚や粘膜を強く保ち、目の健康を維持してくれます。シミやシワの予防、そして血管を良い状態に保つので、がんや動脈硬化、糖尿病などに対しての防御力も高いです。

また、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラルもしっかり含んでいます。カリウムが多いということは浮腫みに良い食材ですね。

あの独特なにおいは、ゲラニオールという成分によるものですが、この香りの成分には胃腸良く動かし、消化を促す働きがあります。食後の胃もたれや、ストレスからくる胃痛などにもおすすめです。

サルサのレシピ

どうでしょうか皆さんもパクチー食べたくなってきたのではないでしょうか。では早速、私が考えるパクチー食の王道、メキシカンフレッシュサルサのレシピをご紹介いたします。

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材料

●トマト・・・中4個
●玉ねぎ・・・3/4~1個
●パクチー・・・好きなだけ。多い方がおいしい。
●ニンニク・・・1片
●ライム(レモン可)・・・3/4個~お好みで。
●ハラペーニョ(青唐辛子)・・・1個~お好みで。

作り方

□トマトを角切りする。湯剥きした方がいいけど、面倒ならしなくてもOK
□玉ねぎは細かいみじん切りに。
□パクチーもみじん切り。
□ニンニクはすりおろす。
これらをボウルに入れて混ぜる。(①)

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見えなくなるぐらいパクチーを入れるのがコツです。

□①にライムを絞る。レモンでもOK。量はお好みで。
□チリペッパーとクミン少々。
□ハラペーニョを細かく切って加える。
□塩小さじ半、黒コショウ少々で味を調えます。

冷蔵庫で半日~1日寝かすとさらに良いです。

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冷蔵庫で3日寝かしたサルサ。全体的になじんでいい感じです。

フレッシュサルサは、トルティアチップスにつけて食べるのが定石ですが、トーストに載せても、焼いた鶏肉、豚肉、牛肉や揚げ物にかけたり、オムライスにかけても美味しいですよ。元々「サルサ」とは「ソース」の意味なので、なんにでもかけてみてください。

私が好きなのは、玉ねぎとパプリカとエビや牛肉・豚肉・鶏肉など好みの肉を塩コショウで炒めて、チーズをのせて温めたトルティアの上にそれを載せて、そこにさらに、ハラペーニョのピクルスと、先ほどのメキシカンフレッシュサルサを載せた下の写真にある「ケサディア」という料理。これが旨い。メキシコ風ピザといった感じです。
これにライムが乗ったコロナビールがあれば最高です。同じくライムが乗った、ボトル入りのコカ・コーラでも良いです^^
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食べてみたくなりませんか?

美肌に健康によく、栄養価がとても高いので、食べてないなら、いや、食べられないのはもったいないパクチー。「それでもあの匂いが・・・」というあなた、大丈夫です。私も始めは嫌いでした。でも今では「パクチー大盛ね!」と言っちゃうぐらいドはまりしました。慣れが習慣になってきっと癖になること間違いありません。是非一度美味しい食べ方で試してみてくださいね!