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香味野菜
こんにちは。
ミドリ薬品漢方堂
国際中医専門員の阿部です。
香味野菜、好きな方も多いですよね。
香味野菜と言えば、生姜、しそ、ネギなど、昔から日本人には馴染みがある食材。
しそや生姜は、魚や蟹の毒を解毒・殺菌作用にも効果があるので、お刺身についているのにも理にかなっているんですよね。
お刺身などの生ものもは胃腸を冷やしてしまい、消化吸収機能が低下してしまうので、生姜やしそなどの食材を一緒に食べることで、胃腸の冷えを防ぐことができます。
オホーツク海では蟹が美味しい季節を迎えているので、しそや生姜と一緒に食べるのもいいかも知れません。
香りのある食材は、長時間火にかけないように最後にさっと加熱するぐらいにしましょう。
<椎茸と昆布の炊き込みご飯&しそ味噌>
*しそ
気の巡りをよくして気持ちを安定させます。
消化器系を整える、食欲不振にもおすすめです。
有名な “香蘇散(こうそさん)” という漢方薬がありますが、 “生姜と紫蘇” が含まれているんです。
香蘇散は、胃腸の働きをよくする作用もありますが、風邪の初期段階の軽い寒気がして汗をかいていない時で、食欲が低下して気持ちが悪い、もしくは精神不安がある場合に適しています。
寒さからくる風邪の邪気を払い、熱を下げる働きがありますよ。
ぜひ、ご飯にも香味野菜を適度に取り入れてみください。
暖かくなってきたので、深呼吸しながら森林浴もいいですね。
きっとリラックスして気持ちも安定していきます。
<みょうがとアスパラのお味噌汁>
アスパラも美味しい季節になってきたので、お味噌汁に。
焼いても蒸しても美味しい食材ですよね^^



