夏の疲れをリセット

こんにちは。

店長の阿部です。

秋の節気8月23日頃から処暑(しょしょ)を迎えました。

暑さが峠を越え、朝夕は涼しさも感じられるようになります。

日によって蒸し暑かったり、涼しかったりするので、服装や寝具などを調整したりするなど、秋の始まり9月8日頃までは暑さ対策と湿度対策が必要です。

夏バテ

今年は猛暑日が続き、冷やしそうめん、アイス、氷入りの飲み物など、冷たいものを口にすることが増えた方も多かったと思います。

秋は夏の疲れをリセットし、乾燥を予防し、冬に備えて体を整えることが大切です。この時期にしっかり養生していきましょう。

夏の間に冷たいものを摂り過ぎたり湿気のダメージを受けると「脾胃」(ひい)(胃腸)の機能が下がってしまい、体内に「湿」(余計な水分や汚れ)が溜まってしまいます。

疲労感、軟便、下痢、食欲不振、胃もたれ、舌の苔が白く厚くなるなどの症状が現れます。

余分な湿を取り除き、甘い物、油っこい食事、冷たいものは控えめにして常温か温かい食事をとり栄養をつけることが大切です。

冷房の効いた室内で過ごし、夏に汗をほとんどかいていない方は発散しきれなかった熱が体内こもっています。

残暑のあるうちにしっかりと動いて汗をかいて熱を発散させましょう。

・湿を取り除く食材は
ハトムギ、緑豆、もやし、春雨、セロリ、冬瓜など

・熱を取り除く食材は
すいか、きゅうり、トマト、苦瓜、緑茶など

・脾胃を元気にする食材は
もち米、米、山芋、じゃがいも、かぼちゃ、さつまいも、鮭、キャベツ、なつめなど



夏に汗を沢山かくと体は「津液(しんえき)(うるおい)不足、「気(エネルギー)」不足になってしまいます。

中医学では「汗血同源(かんけつどうげん)」という言葉があり、汗と血は同じ源と考えます。

大量の汗をかくということは、血もたくさん不足しているということです。

また汗で水分不足になる為、うるおいもなくなり、血液がドロドロになってしまい、五臓の心(しん)の負担になり、動悸、息切れ、胸苦しい、胸痛み、手足のしびれ、舌の色が悪いなどの症状が現れます。

血と気(エネルギー)を補って血流をよくしましょう。

おすすめの食材は

山芋、ゆり根、小麦、なつめ、ぶどう、いわし、さんま、豆類、

血流よくする食材は

いわし、さんま、玉ねぎ、らっきょう、ネギ、桃、紅花など



9月8日頃の節気、白露(はくろ)では、夜間の気温がぐっと下がりはじめ、空気が乾燥してきます。

夏に大汗をかいて体は水分が不足している状態です。

秋は人体にとっても収穫の季節。体力を養う重要な時期です。

中医学では「肺は潤いを好み、乾燥を嫌う」と言われます。

乾燥は最も肺に影響を与えます。

空気の乾燥と共に皮膚や鼻が乾燥したり、喉の渇き、から咳、便秘といった症状が現れやすくなる為、肺や鼻、呼吸器や大腸、皮膚のケアが大切となります。

秋養生

秋の養生ポイント

・食欲の増す秋ですが、よく噛み食べすぎには気を付ける。

・旬のもので温める食材をとりましょう。

・早寝早起きを心がけ、睡眠を十分とりましょう。(潤いは夜に生まれます)

・深呼吸しましょう。

・毎日入浴して血行をよくし、冷えの改善を。

・ウォーキングやジョギングで身体を動かし体力をつけましょう。

・体を潤す白っぽい食材をとる。(潤いを保つことが大切です)



肺や全身を潤し乾燥を防ぐ食材は

白きくらげ、ゆり根、梨、大根、山芋、はくさい、豆腐、豆乳など

特におすすめの食材は、体力を回復させ消化吸収を助ける山芋をよく摂りましょう。

山芋は漢方薬にも含まれている生薬で、エネルギーを補い、足腰から体を元気にしてくれます。

秋が深まるまでには、夏の養生を取り入れつつ、体を冷やすものなどを少しずつ減らして、寒い冬に向けて今から体力づくりをしておくと、冷え性や風邪などの予防にもつながります。今から少しずつ対策を始めていきましょう。



「今年は北海道も猛暑日が続き、珍しく35℃超えが続きました。

自宅室内はエアコンもなく、、、 少し夏バテ気味でだるさが続いた為、先日参鶏湯を作りました。発汗するので、湿が溜まっている方や、汗のかいていない風邪の初期にもおすすめですよ。 ※潤い不足、汗をよくかく方、乾燥気味の方は発汗に気をつけてください。

食材は、鶏もも肉、高麗人参、もち米、なつめ、クコの実、栗、しいたけ、ねぎ、大根、長芋でした。」

食養生